【11月29日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2020)は28日、東地区グループステージの試合が行われ、グループGのヴィッセル神戸(Vissel Kobe)は広州恒大(Guangzhou Evergrande、中国)に0-2で敗れた。

 チャンピオンズリーグで7試合勝利から遠ざかっていた広州は、前半にタリスカ(Anderson Talisca)とエウケソン(Elkeson)が得点を記録して3日前に敗れたヴィッセルにリベンジを果たし、決勝トーナメント進出に望みをつないだ。

 グループGは勝ち点6のヴィッセルが首位、同4の広州が2位につけている。同組はジョホール・ダルル・タクジム(Johor Darul Ta’zim、マレーシア)が大会を棄権して3チームになっているため、前の試合で2連勝を飾ったヴィッセルはすでに16強入りを決めていた。

 グループHでは、横浜F・マリノス(Yokohama F Marinos)が上海上港(Shanghai SIPG、中国)に1-2で敗れ、連勝は3で止まった。

 25日にマリノスに敗れた上海上港は、数少ないチャンスをものにして勝利を手にした。同組は両チームが勝ち点9で並んだが、得失点差で上回るマリノスが首位をキープしている。

 14分に蔡慧康(Huikang Cai、ツァイ・フイカン)のヘディングで先制を許したマリノスは、21分にオナイウ阿道(Ado Onaiwu)が同点としたものの、55分にはオスカル(Oscar dos Santos Emboaba Junior)のスルーパスに抜け出したリカルド・ロペス(Ricardo Lopes)に決勝点を奪われた。(c)AFP/C.J. ELIAS