【11月28日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間28日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は144万4426人に増加した。

【図解】新型コロナ ワクチン開発状況(2020年11月9日時点)

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも6158万5860人の感染が確認され、少なくとも3918万6100人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 27日には世界全体で新たに1万1271人の死亡と63万3683人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1410人。次いでフランス(957人)、イタリア(827人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに26万4866人が死亡、1309万2661人が感染し、少なくとも494万7446人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は17万1971人、感染者数は623万8093人。以降はインド(死者13万6200人、感染者935万1109人)、メキシコ(死者10万4873人、感染者109万675人)、英国(死者5万7551人、感染者158万9301人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの141人。次いでペルー(109人)、スペイン(96人)、イタリア(89人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万6501人、回復者数は8万1582人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が44万4036人(感染1282万5611人)、欧州が40万1516人(感染1763万4090人)、米国・カナダが27万6722人(感染1344万8905人)、アジアが19万2616人(感染1223万7667人)、中東が7万7344人(感染327万1732人)、アフリカが5万1251人(感染213万7588人)、オセアニアが941人(感染3万271人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP