【11月28日 AFP】女子テニス、世界ランキング6位のカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)は27日、大坂なおみ(Naomi Osaka)の元コーチとして知られるサーシャ・バイン(Sascha Bajin)氏を、2021年シーズンの新コーチに迎えると明らかにした。

 元世界1位のプリスコバは、自身のフェイスブック(Facebook)とツイッター(Twitter)アカウントに、「チームプリスコバ2021」との説明書きを添えて、バイン氏とフィットネスコーチのアズズ・シムチッヒ(Azuz Simchich)氏と一緒に写った写真を投稿した。

 36歳のバイン氏は、2018年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2018)と2019年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)で大坂を四大大会(グランドスラム)2連勝に導き、2018年シーズンの年間最優秀コーチに選出された。他にもセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)をはじめ、クリスティーナ・ムラデノビッチ(Kristina Mladenovic、フランス)やダイアナ・ヤストレムスカ(Dayana Yastremska、ウクライナ)のチームで仕事をした経歴を持っている。

 2016年の全米オープンでファイナリストとなった28歳のプリスコバは先日、今シーズンのコーチだったダニエル・バルベルドゥ(Daniel Valverdu)氏との師弟関係を解消すると発表していた。今季は初戦のブリスベン国際(Brisbane International 2020)で優勝し、9月のイタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2020)でも準優勝を果たしたが、グランドスラムの3大会では3回戦が最高成績となっていた。(c)AFP