【11月27日 AFP】25日に死去したサッカー元アルゼンチン代表のレジェンド、ディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)氏の一般弔問が26日、同国首都ブエノスアイレスの大統領府で始まり、サッカー史上最高の選手の一人であるマラドーナ氏に最後の別れをしようと数万人が列をつくった。

 マラドーナ氏の遺体を納めたひつぎを目にするため大統領府を訪れた人々は、多くが涙を流して同氏を追悼。同氏のアルゼンチン代表時代の背番号「10」のユニホームを着た人もいた。

 ブエノスアイレス在住のれんが職人で、マラドーナ氏にちなんで名づけられたディエゴ・アルマンド・カブラル(Diego Armando Cabral)さん(29)は「彼は世界最高だった。私たちは彼がいないと寂しく、彼の死で私たちの魂は砕かれた」と話した。

 マラドーナ氏の広報担当者、セバスチャン・サンチ(Sebastian Sanchi)氏によると、ひつぎは同日中に、マラドーナ氏の両親が眠るブエノスアイレス郊外の墓地に埋葬される。(c)AFP