【11月26日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間26日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は142万2951人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも6042万7590人の感染が確認され、少なくとも3853万2900人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 25日には世界全体で新たに1万2351人の死亡と63万5138人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の2439人。次いでメキシコ(858人)、イタリア(722人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに26万2283人が死亡、1277万8254人が感染し、少なくとも483万5956人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は17万769人、感染者数は616万6606人。以降はインド(死者13万5223人、感染者926万6705人)、メキシコ(死者10万3597人、感染者107万487人)、英国(死者5万6533人、感染者155万7007人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの138人。次いでペルー(108人)、スペイン(94人)、イタリア(86人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万6490人、回復者数は8万1550人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が44万211人(感染1267万3887人)、欧州が39万74人(感染1716万6670人)、米国・カナダが27万3972人(感染1312万3532人)、アジアが19万919人(感染1211万417人)、中東が7万6191人(感染321万4016人)、アフリカが5万643人(感染210万8855人)、オセアニアが941人(感染3万221人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP