【11月27日 Xinhua News】中国有数の石炭産地、山西省(Shanxi)の工業・情報化庁は24日、人手に頼っていた炭鉱での危険な作業をロボットに代替させる取り組みを促進する方針を示した。

 省内では数十年にわたり大規模な採掘が行われたことで、大部分の地域でかなりの深さまで掘り進められ、採掘条件も厳しさを増している。作業の機械化が急務となっており、省はここ数年、炭鉱の機械化やスマート化に関する実施意見などを相次いで打ち出してきた。

 次の段階として、炭鉱ロボットの新たな装備の研究を巡る産学研用(企業・大学・研究機関・実用化)の連携レベルを全面的に引き上げる。採炭や輸送、安全制御、救援などに関する研究開発と実用化を強く推し進め、炭鉱機械メーカーが科学研究機関と共同でコア技術の難関攻略に取り組むことを支援し、石炭採掘の科学技術レベルを向上させていくとしている。(c)Xinhua News/AFPBB News