【11月27日 Xinhua News】中国人力資源・社会保障部の最新データによると、社会保障カード(健康保険証や年金手帳など社会保障機能を一体化したカード)の保有者数は10月末現在、総人口の94・9%をカバーする13億2900万人に達した。保有者の5人に1人は電子カードも所持し、発行枚数は3億枚を突破した。

 同部の関係責任者は、電子カードを利用すると社会保障関連の変更や年金試算、境外(外国と中国香港・マカオ・台湾)での社会保険料の免除、失業登録、失業保険給付手続きなど全国規模の社会保障サービス40項目をオンラインで行えると説明。さらに電子カードによるスマートフォンの二次元コード決済機能が、27省の224都市では病院での診察や処方された薬品の支払いに対応しているほか、22都市では銀聯の乗車コードにも対応し、電子カードの保持者は二次元コードを読み取れば乗車できるようになったという。(c)Xinhua News/AFPBB News