【11月26日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間24日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は141万829人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも5979万4270人の感染が確認され、少なくとも3804万7700人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 24日には世界全体で新たに1万2699人の死亡と59万6028人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の2081人。次いでフランス(1005人)、イタリア(853人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに25万9976人が死亡、1259万7506人が感染し、少なくとも469万6664人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は17万115人、感染者数は611万8708人。以降はインド(死者13万4699人、感染者922万2216人)、メキシコ(死者10万2739人、感染者106万152人)、英国(死者5万5838人、感染者153万8794人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの138人。次いでペルー(108人)、スペイン(93人)、イタリア(85人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万6469人、回復者数は8万1530人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が43万8067人(感染1258万8507人)、欧州が38万4397人(感染1691万3581人)、米国・カナダが27万1568人(感染1293万7677人)、アジアが19万15人(感染1204万5126人)、中東が7万5534人(感染318万5933人)、アフリカが5万307人(感染209万3240人)、オセアニアが941人(感染3万210人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP