ドイツ首相府に車で突入試みた男を拘束、抗議が狙いか
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【11月25日 AFP】ドイツ警察は25日、首都ベルリン中心部にある首相府のゲートに向かって車を突入させようとした男(48)の身柄を拘束したと発表した。抗議の意図があったとみられている。
警察は、物的被害の有無については不明だとしている。
男が運転していた深緑色のフォルクスワーゲン(Volkswagen)の車体の助手席側には「グローバル化政策をやめろ」、運転手側には「お前らは子どもと高齢者の殺害犯だ」と書かれていた。
車はゲートに接触したものの、このゲートには首相府への車による突入を防止するための追加セキュリティー策としてコンクリート板が設置されており、車体そのものは無傷に見える。
現地メディアによると、この車は2014年にも首相府への突入を試みたことがあったという。その際、車体には「人々を殺す気候変動を止めろ」と書かれており、地球温暖化への抗議だったとみられる。(c)AFP