【11月25日 AFP】ボクシング、IBF世界ミドル級王者のゲンナディ・ゴロフキン(Gennady Golovkin、カザフスタン)が、12月18日に米フロリダ州ハリウッド(Hollywood)のハードロック・ホテル&カジノ(Hard Rock Hotel & Casino)で、カミル・シェルメタ(Kamil Szeremeta、ポーランド)と対戦することが決まった。ライブストリーミングサービス「DAZN(ダゾーン)」が24日、発表した。

【関連記事】ゴロフキンがIBF王座返り咲き、苦しみながらも判定勝ち

 この一戦は当初2月に予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で延期になっていた。

 この試合の翌日には、パウンド・フォー・パウンド1位のカネロ(Canelo)ことサウル・アルバレス(Saul Alvarez、メキシコ)とWBA世界スーパーミドル級スーパー王者カラム・スミス(Callum Smith、英国)の一戦も予定されている。ゴロフキンとアルバレスが共に勝利すれば、2021年には両スターによる3度目の対戦が設定されるかもしれない。

 38歳のゴロフキンにとっては、セルゲイ・デレイビャンチェンコ(Sergiy Derevyanchenko、ウクライナ)を倒してIBF世界ミドル級のベルトを獲得した昨年10月以来のファイトとなる。通算成績は40勝1敗1分けで、黒星とドローはいずれもアルバレス戦でのものとなっている。

 一方、無敗の指名挑戦者シェルメタは、ゴロフキン対デレイビャンチェンコ戦のアンダーカードとなった前回の一戦で、オスカル・コルテス(Oscar Cortes、メキシコ)に2回TKOで勝利している。(c)AFP