【11月25日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)は24日、グループH第4節が各地で行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)が苦しみながらも1-0でRBライプツィヒ(RB Leipzig)に勝利し、息を吹き返す白星を挙げた。

 昨季準優勝のPSGだが、ここまでの3試合ですでに2敗し、前節敗れたライプツィヒに連敗すればグループ敗退も見える状況だった。それでも出場停止とけがに苦しむ中でチームは、11分にネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)のPKで先制すると、相手がチャンスを逃したこともあって勝利を収めた。

 主将のマルキーニョス(Marquinhos)は仏RMCスポール(RMC Sport)に対し、「チームとして難しい状況ではあるが、なんとかまとまって良い仕事をしようとしている。きょうもまた、それを証明できた」とコメントした。

 これでグループHでは、同日イスタンブール・バシャクシェヒル(Istanbul Basaksehir)に4-1で快勝したマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)が2試合を残して勝ち点9で首位に立ち、PSGとライプツィヒが勝ち点6で並んでいるが、前節1-2でライプツィヒに敗れたPSGが直接対決でのアウェーゴール差により2位に浮上している。

 PSGは次節ユナイテッドとのアウェーゲームに臨み、その結果次第では、グループ首位で悠々とベスト16入りを決める可能性もあるが、それと同じくらい、グループで姿を消す可能性もある状況となっている。(c)AFP