【11月25日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)は24日、グループG第4節が各地で行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はマルティン・ブライトバイテ(Martin Braithwaite)の2得点などでディナモ・キエフ(Dynamo Kiev)を4-0で下し、決勝トーナメント進出を決めた。

 リオネル・メッシ(Lionel Messi)に休養を与えたため、エースを欠いたバルセロナだが、敵地でしっかりと仕事をこなし、開幕4連勝を飾った。

 バルセロナの得点は全て後半に生まれ、セルジーニョ・デスト(Sergino Dest)が先制点を挙げると、ブライトバイテがPKを含む2ゴールでスコアを3-0とした。

 また、途中出場のアントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)が試合を締めくくる4点目をマークし、オスカル・ミンゲサ(Oscar Mingueza)、マテウス・フェルナンデス(Matheus Fernandes)、コンラッド・デ・ラ・フエンテ(Konrad de la Fuente)といった若手選手はトップチームデビューを果たした。

 バルセロナのロナルド・クーマン(Ronald Koeman)監督は「目標を達成した」「ハングリーさが見えたし、4点も挙げられた。重要な戦力を休ませることができたし、若手も出場に値した」とコメントした。

 同組のユベントス(Juventus)も、アルバロ・モラタ(Alvaro Morata)が後半アディショナルタイムにヘディングで決勝点を挙げ、フィレンツバロシュTC(Ferencvaros TC)を2-1で下して16強入りを決めた。

 ホームで先制されたユベントスは、前半のうちにクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)がチャンピオンズリーグで15季連続となるゴールを決めてスコアを1-1にすると、試合終了間際に途中出場のモラタが逆転弾をマークした。

 グループEでは、チェルシー(Chelsea)がこちらも途中出場のオリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)が後半アディショナルタイムにヘディングで決勝点を記録し、敵地でレンヌ(Stade Rennes FC)を2-1で下して勝ち上がりを決めた。

 同組では昨シーズンのヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2019-20)王者セビージャFC(Sevilla FC)も敵地でFCクラスノダール(FC Krasnodar)に2-1で勝利し、決勝トーナメントに駒を進めた。

 勝ち点10で並ぶ両チームは来週セビージャのホームで対戦し、勝った方が1位通過となる。(c)AFP/Andy SCOTT