【11月25日 AFP】ジョー・バイデン(Joe Biden)次期米大統領は24日、国家安全保障を担う主要閣僚の人事を正式に発表し、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の退任後、米国を世界の主導役に復帰させる用意のある人選だと説明した。

 バイデン氏は、国務長官、国家安全保障問題担当大統領補佐官、国家情報長官などの主要閣僚に指名した経験豊富な顔触れを紹介。「国と国民の安全を保つチームだ」と表明し、「米国が戻ってきたという事実を反映するチームだ。世界から退くのではなく、世界を主導する準備が整っている」と述べた。

 国務長官に指名されたアントニー・ブリンケン(Antony Blinken)氏は、米国は世界の諸問題を単独では解決できないと述べ、国際協力を追求すると約束。国連大使に指名されたリンダ・トマスグリーンフィールド(Linda Thomas-Greenfield)氏も「私が伝えたいことは、米国が戻ってきた、多国間主義が戻ってきた、外交が戻ってきたということ」と表明した。

 またバイデン氏は、気候変動問題担当大統領特使にジョン・ケリー(John Kerry)元国務長官を指名したことについて、地球温暖化対策を「大胆」に進める決意を示すものだと説明。ケリー氏は、トランプ政権が離脱した2015年のパリ協定(Paris Agreement)にバイデン政権が復帰する意向であることを表明した。(c)AFP