【1月21日 AFP】第46代米大統領に就任したジョー・バイデン(Joe Biden)氏の妻、ジル・バイデン(Jill Biden)博士(69)の経歴をまとめた。

 1951年、米ペンシルベニア州フィラデルフィア(Philadelphia)で、5人姉妹の長女として誕生した。米ノーザンバージニア・コミュニティーカレッジ(Northern Virginia Community College)の英語教授。教員、活動家としての顔を持つ。

 ジョー・バイデン氏と1977年に結婚。バイデン氏と前妻の間に生まれた2人の息子、ハンター(Hunter Biden)氏とボー(Beau Biden)氏の母親となる。1981年に娘のアシュリー(Ashley Biden)さんを出産。

 子育てをしながら二つの修士号を取得。2007年には教育学の博士号を取得。

 2009年、バラク・オバマ(Barack Obama)政権でのバイデン氏の副大統領就任に伴い、セカンドレディー(副大統領夫人)を務める。

 今後、ファーストレディーとして教育問題に取り組み、また、ミシェル・オバマ(Michelle Obama)元大統領夫人と共に2011年に立ち上げた、米軍兵士とその家族を支援する活動「ジョイニング・フォーシズ(Joining Forces)」を再開する見込み。

 2020年の大統領選では、夫バイデン氏を精力的に応援。投票時間の早いアイオワ州とニューハンプシャー州、激戦州のフロリダ州とミシガン州を最後の追い込みで行き来した。(c)AFP