【11月25日 CGTN Japanese】秦嶺山脈(中国中部を東西に貫く山脈)で23日午後6時13分、雪が降りました。山中にある陝西省(Shaanxi)仏坪県(Foping)のジャイアントパンダの野生化訓練基地では、ジャイアントパンダの「恒恒(Heng Heng)」と「安安(An An)」が庭の中を散歩しながら雪景色を眺めています。

 この2頭のパンダは共に3歳で、人間の年齢で9歳に当たり、遊び盛りの年ごろです。この2頭のパンダは2019年12月16日に陝西省希少野生動物救急飼育研究センターから仏坪県に運ばれ、野生に戻るための訓練を始めました。

 陝西省林業科学院秦嶺ジャイアントパンダ繁殖育成研究センターでは、ジャイアントパンダの「ヤヤ」が雪を見て大喜びし、雪の中をごろごろと転がり続けています。ほかのパンダたちも木に登り、雪景色を楽しんでいます。

 伝えられるところによりますと、陝西省林業科学院秦嶺ジャイアントパンダ繁殖育成研究センターには現在、ジャイアントパンダ32頭がいるということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News