【11月29日 CGTN Japanese】中国北部で気温が低下するにつれて、渡り鳥は越冬のために南へ移動します。広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)柳州市(Liuzhou)の洛清江流域にこのほど、「鳥の世界のジャイアントパンダ」とも呼ばれるコウライアイサが現れました。コウライアイサが姿を見せるのは今年2回目です。

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 コウライアイサは中国特有の希少な鳥類で、「水中の生きた化石」「鳥の世界のジャイアントパンダ」とも呼ばれ、国家一級保護動物に指定されています。コウライアイサが洛清江流域に現れたのは今年4月に続き2回目で、とても珍しいとのことです。現地では、コウライアイサの生息環境や生活習慣に合わせて沿岸の森林資源の管理を強化するとともに、警告板を設置したり、人為的な環境破壊を厳しく禁じたりするなどして、コウライアイサの生息地の生態を元のままに守り、その数が年々増えるように最善を尽くしています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News