【11月23日 AFP】20-21イングランド・プレミアリーグは22日、第9節の試合が行われ、ニコラ・ペペ(Nicolas Pepe)がエズジャン・アリオスキ(Ezgjan Alioski)に頭突きして退場処分を受けたアーセナル(Arsenal)は、リーズ・ユナイテッド(Leeds United)と0-0で引き分けた。

 後半開始直後にぺぺが愚行で退場となり、敵地エランド・ロード(Elland Road)で窮地に陥ったアーセナルだったが、運に助けられて勝ち点1を手にした。

 終盤にリーズのシュートが3度枠に当たって連敗を免れたアーセナルだったが、終了間際にブカヨ・サカ(Bukayo Saka)が負傷退場し問題が山積している。ここ5試合でわずか1勝のアーセナルは11位、3試合白星なしのリーズは14位につけている。

 51分にその前の衝突で腹を立てたぺぺは、アリオスキの顔面に頭突きしノックアウトした。アンソニー・テイラー(Anthony Taylor)主審はピッチサイドのモニターで映像を確認した上、ぺぺにレッドカードを提示した。

 一方、開始42秒でドミニク・キャルバート・ルーウィン(Dominic Calvert-Lewin)が得点したエバートン(Everton)は3-2でフラム(Fulham)を下した。

 敵地クレイヴン・ コテージ(Craven Cottage)でエバートンは、好調を維持するキャルバート・ルーウィンのゴールで1分もたたずに先制に成功すると、その後ボビー・リード(Bobby Reid)に同点とされたものの、再びキャルバート・ルーウィンの得点で勝ち越すと、さらにアブドゥラエ・ドゥクレ(Abdoulaye Doucoure)がネットを揺らして前半を3-1で折り返した。

 後半イバン・カバレイロ(Ivan Cavaleiro)がPKを外したフラムは、ルベン・ロフタス・チーク(Ruben Loftus-Cheek)のゴールで1点差に迫るも、エバートンは逃げ切って5試合ぶりの勝利。3連敗でトップ4争いでつまずいたものの、6位に浮上している。(c)AFP/Steven GRIFFITHS