【11月22日 AFP】イスラエルは22日、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)から発射されたロケット弾攻撃への報復措置として、同地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)を標的に空軍が攻撃を実施したと発表した。

 イスラエル国防省は、空軍がハマスのロケット弾製造拠点2か所と軍事拠点1か所、「地下インフラ」を攻撃したと発表した。

 空軍によると、これに先立ち21日夜、南部アシュケロン(Ashkelon)で警報が鳴り、直後にガザ地区からイスラエルに向けてロケット弾1発が発射された。 

 空軍は詳細を発表していないが、救急当局は負傷者の連絡は受けていないとしている。またイスラエルメディアは、ロケット弾は空き地に着弾したと報じた。

 15日未明にも、ガザ地区からイスラエルにロケット弾2発が発射されたが、この攻撃による死傷者や被害は出なかった。(c)AFP