【11月22日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)、今フリーエージェント(FA)市場の目玉であるゴードン・ヘイワード(Gordon Hayward)が、4年総額1億2000万ドル(約125億円)の契約でシャーロット・ホーネッツ(Charlotte Hornets)へ移籍すると、米スポーツ専門チャンネルESPNが報じた。

 ヘイワードの代理を務めるプライオリティー・スポーツ(Priority Sports)社は、「@gordonhaywardが@hornetsと条件で合意したことを祝福する!」と移籍を認めるツイートをしている。

 ヘイワードは19日、3420万ドル(約35億5500万円)の来季のプレーヤーオプションを破棄し、ボストン・セルティックス(Boston Celtics)からFAになっていた。

 2017年に4年契約でセルティックスに加入したヘイワードだが、デビュー戦で負った足首の重傷に始まり、ボストンでは故障に悩まされた。同シーズンの残りを全休し、むらのある2018-19シーズンを送った後、新型コロナウイルスの影響を受けた2019-20シーズンは52試合に出場し、1試合平均17.5得点、6.7リバウンド、4.1アシストを記録した。

 プレーオフではフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)との1回戦初戦で右足首を捻挫し、再び戦線を離脱。それでもマイアミ・ヒート(Miami Heat)とのイースタンカンファレンス決勝途中で復帰を果たしたが、チームは第6戦で敗れた。

 NBAのFA交渉は20日に始まったが、契約が解禁される22日まで最終的なサインはできない。

 その他では、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)で2シーズンを過ごした34歳のレイジョン・ロンド(Rajon Rondo)が2年1500万ドル(約15億6000万円)と報じられる契約でアトランタ・ホークス(Atlanta Hawks)に移籍する見通しとなった。

 また、トロント・ラプターズ(Toronto Raptors)はフレッド・バンブリート(Fred VanVleet)と4年8500万ドル(約88億円)の大型契約を結ぶ用意をしていると、カナダメディアが伝えている。(c)AFP