【11月22日 AFP】20-21フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第5戦、ロシア杯(Rostelecom Cup 2020)は21日、女子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、エリザベータ・トゥクタミシェワ(Elizaveta Tuktamysheva、ロシア)が148.69点を記録し、合計223.39点でGP通算5回目の優勝を果たした。

 世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships)での優勝経験もある23歳は、ショートプログラム(SP)で2位につけると、FSでは「Chronicles of a Mischievous Bird」に乗せた日本をテーマにした演技で、トリプルアクセル-2回転トーループのコンビネーションに成功。アリョーナ・コストルナヤ(Alena Kostornaia、ロシア)を抜いて優勝を果たした。

 トゥクタミシェワは国際スケート連盟(ISU)のホームページで「出場選手のレベルがとても高かったから、優勝できる自信があったわけではなかった」「うれしいサプライズだし、良い終わり方ができた」とコメントした。

「素晴らしい雰囲気、素晴らしい応援だったから、尻すぼみの演技はしたくなかった。だんだん積み上がっていくタイプの楽曲だし、今回はお客さんの前で演技する貴重な機会だった。観客のみなさんから元気をもらい、私も元気を分けることができた」 (c)AFP