【11月21日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間21日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は137万3381人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも5758万3290人の感染が確認され、少なくとも3672万5500人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 20日には世界全体で新たに1万1847人の死亡と65万7054人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1878人。次いでフランス(1138人。うち757人は17~20日に確認された介護施設での死者)、メキシコ(719人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに25万4424人が死亡、1191万3945人が感染し、少なくとも445万7930人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は16万8613人、感染者数は602万164人。以降はインド(死者13万2726人、感染者905万597人)、メキシコ(死者10万823人、感染者102万5969人)、英国(死者5万4286人、感染者147万3508人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの132人。次いでペルー(108人)、スペイン(91人)、アルゼンチン(81人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万6414人、回復者数は8万1472人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が43万2461人(感染1236万8175人)、欧州が36万5406人(感染1603万4727人)、米国・カナダが26万5736人(感染1223万2828人)、アジアが18万6824人(感染1179万1588人)、中東が7万2909人(感染308万1311人)、アフリカが4万9104人(感染204万4561人)、オセアニアが941人(感染3万107人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP