【11月22日 Xinhua News】中国の民間物流大手、順豊速運(SFエクスプレス)傘下の貨物航空会社、順豊航空(SFエアラインズ)のボーイング757型貨物機が17日、貨物を満載にして湖南省(Hunan)の長沙黄花国際空港を離陸し、日本の大阪に向かった。この貨物機は25トンの貨物を積載でき、毎週5便を運行する計画だという。

 長沙市(Changsha)政府物流・口岸(通関地)弁公室の楊莉(Yang Li)主任は、長沙と大阪を結ぶ貨物便の就航により、湖南省と日本の製造業の「直結」を促し、同省の開放型経済の発展の推進にも寄与できると述べた。

 今回積載された貨物には、体積は小さいものの付加価値の高いリチウム電池が含まれている。湖南省の国際貨物便でリチウム電池が輸送されるのは今回が初めて。リチウム電池は性質が特殊なため、空港側は特別な保障プランを策定し輸送の安全を確保した。(c)Xinhua News/AFPBB News