【11月20日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間20日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は136万914人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも5687万2830人の感染が確認され、少なくとも3627万4600人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 19日には世界全体で新たに1万1100人の死亡と66万1056人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の2239人。次いでイタリア(653人)、ポーランド(626人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに25万2555人が死亡、1171万7947人が感染し、少なくとも435万789人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は16万8061人、感染者数は598万1767人。以降はインド(死者13万1578人、感染者895万8483人)、メキシコ(死者10万104人、感染者101万9543人)、英国(死者5万3775人、感染者145万3256人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの131人。次いでペルー(108人)、スペイン(90人)、アルゼンチン(81人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万6398人、回復者数は8万1453人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が43万584人(感染1229万6964人)、欧州が35万9528人(感染1575万6373人)、米国・カナダが26万3811人(感染1203万1955人)、アジアが18万5071人(感染1167万4304人)、中東が7万2281人(感染305万3742人)、アフリカが4万8698人(感染202万9393人)、オセアニアが941人(感染3万99人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP