【11月20日 CGTN Japanese】三峡集団が18日に発表したところによりますと、設備容量が世界最大の水力発電所の三峡発電所は2020年にクリーン電力を1031億キロワット時(kWh)発電し、一カ所の水力発電所の年間発電量の世界記録を更新しました。

 今年、新型コロナウイルスの感染拡大期間中に三峡発電所は出力とピーク値を持続的に引き上げ、湖北省や浙江省、上海市などへの電力輸送は例年の同じ時期の最高を記録しました。大まかな見積もりによると、1031億kWhのクリーン電力は、3171万トンの標準炭を節約した、二酸化炭素の排出を8671万トン減少させたことに等しく、わが国のGDP1兆4200億元(約22兆4130億円)の創出を支えることができます。

 三峡発電所には、出力70万キロワット(kW)の水力発電機が32台、出力5万kWの水力発電機が2台据え付けられており、設備総容量は2250万kWに達しています。また、年間発電量は882億kWhとされています。 (c)CGTN Japanese/AFPBB News