【11月20日 AFP】イングランド・チャンピオンシップリーグ(2部)、ダービー・カウンティ(Derby County)の選手兼コーチのウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)は、暫定指揮官の一人として迎える21日のブリストル・シティ(Bristol City)戦に向けて準備を進める中、初めての監督職に就く準備もできていると明かした。

 フィリップ・コクー(Phillip Cocu)前監督を解任したダービーは、同チームでコーチを務めるルーニー、リアム・ローズナイアー(Liam Rosenior)氏、ジャスティン・ウォーカー(Justin Walker)氏、シェイ・ギブン(Shay Given)氏の計4人に、暫定的な指揮を任せた。

 元イングランド代表のスティーブン・ジェラード(Steven Gerrard)氏やフランク・ランパード(Frank Lampard)氏が監督の道に進むのを目の当たりにしたルーニーは、ダービーに加入してイングランドのサッカー界に復帰してから、元チームメートたちの後に続くことを強く望んでいる。

 ランパード氏もダービーを1シーズン率いた後にプレミアリーグのチェルシー(Chelsea)に渡っており、ルーニーは下位に低迷するチームを降格から救うこの機会に興味を示している。

 ルーニーは「ここ数年、監督の道に進むのが夢だとかなり明確にしてきた。とりわけ、スティーブン・ジェラードやフランク・ランパード、スコット・パーカー(Scott Parker)といった面々が全員良い仕事を見せているし、非常にうまくやっている」とコメントした。

「この仕事を望まないと言ってしまえば、野心家にはなれない」

 ダービーは、マンチェスター・シティ(Manchester City)のシェイク・マンスール・ビン・ザイド・アル・ナヒヤン(Sheikh Mansour Bin Zayed Al Nahyan)オーナーのいとこに当たる、シェイク・ハレド・ビン・ザイド・アル・ナハヤン(Sheikh Khaled Bin Zayed Al Nahyan)氏が主導する買収の完了を待っており、ルーニーを含むコーチ陣は今週、就任が見込まれている新オーナーと最初のビデオ会議を行った。

 引き続き選手としてもプレーすることになる35歳のルーニーだが、チームを率いたいというその野心は、現役としての時間が終わりを迎えるかもしれないことを示唆している。

 ルーニーは冗談交じりに「この役職に就いている限り、新たに3年契約を自分に与えるつもりだよ」と話した。

「キャリアのたそがれ時を迎えているのは分かっている。今後何が起きるか成り行きを見守らねばならない」「現時点では選手としても、チームを引っ張っていこうとする部分でも、控室でいつでも動けるようにしている。これがどういう結果になるかはいつかわかる」 (c)AFP