【11月20日 AFP】米国のマイク・ポンペオ(Mike Pompeo)氏は19日、米国務長官として初めて、パレスチナ自治区のヨルダン川西岸(West Bank)にあるユダヤ人入植地と、イスラエルが占領するゴラン高原(Golan Heights)を訪問した。パレスチナ側は怒りを示している。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)政権は昨年、ゴラン高原におけるイスラエルの主権を承認し、物議を醸していた。

 ポンペオ氏は19日、この動きについて「歴史的な重要性があったが、単に事実を認めただけ」との見方を示した。

 同氏はさらに、パレスチナ問題をめぐり対イスラエル制裁や不買を呼び掛ける「ボイコット、投資引き揚げ、制裁(BDS)」運動を「反ユダヤ主義」行為に指定するとともに、今後はヨルダン川西岸の大部分からの輸出品を「イスラエル製」とみなす方針もあわせて表明した。

 パレスチナ側は、ポンペオ氏の訪問とこの方針表明を強く非難。パレスチナ自治政府(PA)報道官は、「今回の決定は、国際法にあからさまに違反している」と指摘し、トランプ政権による偏った親イスラエルの動きの一つだと一蹴した。

 映像序盤と終盤は19日撮影、中盤の視察の様子はエルサレムの米大使館が19日撮影・提供。(c)AFP