【11月20日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)は19日、ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督との契約を2年延長したと発表した。

 グアルディオラ監督の契約は今季限りとなっており、シティ退団の準備を進めているかもしれないと示唆されてきた。

 しかし、49歳のグアルディオラ監督はそうした臆測に終止符を打ち、2023年までチームに残る契約に合意した。

 シティは発表文の中で「ペップ・グアルディオラ監督がクラブとの契約を2年間延長したことを発表できうれしく思う」と記した。

 シティでの5シーズン目を迎えているグアルディオラ監督は、過去に率いたスペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)やドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)よりもすでに指揮歴が長くなっていたが、今回の契約更新によってその期間がさらに延びることになる。

 シティでプレミアリーグを2度、フットボールリーグカップ(England Football League Cup)を3度、FAカップ(FA Cup)を1度制しているグアルディオラ監督だが、クラブ史上初となる欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)制覇の夢は今のところまだ達成されていない。

 バルセロナが大混乱に陥る中、古巣復帰のうわさも流れていたグアルディオラ監督は「マンチェスター・シティにやって来てから、クラブやこの街で、選手やスタッフ、サポーター、マンチェスターの人たち、チェアマンやオーナーからずっと歓迎されていると実感させられた」とコメントした。

「われわれにとっての挑戦は、改善して成長し続けること。シティがそれを達成できるように貢献するのがとても楽しみ」

 グアルディオラ監督政権下のプレミアリーグで245試合中181勝を収めているシティは、2017-18シーズンにはリーグ記録となる勝ち点100をマークした。

 シティは翌2018-19シーズンも優勝を果たしたが、昨季はリバプール(Liverpool FC)に18ポイント差をつけられ2位に終わった。(c)AFP