【11月20日 AFP】総合格闘技大会「UFC(Ultimate Fighting Championship)」の元スター選手として知られるコナー・マクレガー(Conor McGregor、アイルランド)氏が19日、現役復帰して来年1月23日にダスティン・ポワリエ(Dustin Poirier、米国)と対戦することが明らかになった。

 マクレガー氏が運営するウェブサイト「TheMacLife.com」によると、同氏は「UFC257」のメインイベントとして行われるライト級(155ポンド、約70.3キロ)のファイトに出場し、会場はアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビになる見通しとされている。両者はすでに契約にサインしているという。

 2014年にポワリエと対戦して1ラウンドKO勝ちを収めているマクレガー氏は、「復帰して自分の愛する競技ができることになり、とても感謝している」「ダスティンが初対戦以来のフレッシュな戦いをもたらしてくれること、そして自分もとっておきの武器を披露することを楽しみにしている。ファイトの夜には必要な武器をすべて駆使する」と記事で意気込みを語った。

 今年1月にドナルド・セローニ(Donald Cerrone、米国)を40秒で倒して以降、競技生活から離れているマクレガー氏は、引退とオクタゴン復帰を繰り返しながら6月に現役から退いていた。

 しかしながら、周囲はほとんど引退を本気で捉えておらず、ポワリエ戦が決まるまでには、ボクシングのアイコン的存在であるマニー・パッキャオ(Manny Pacquiao、フィリピン)との異種格闘技戦の可能性が報じられていた。(c)AFP