【11月19日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間19日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は135万275人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも5623万4440人の感染が確認され、少なくとも3602万9400人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 18日には世界全体で新たに1万1013人の死亡と58万2654人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1751人。次いでブラジル(756人)、イタリア(753人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに25万548人が死亡、1152万9818人が感染し、少なくとも435万789人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は16万7455人、感染者数は594万5849人。以降はインド(死者13万1578人、感染者895万8483人)、メキシコ(死者9万9528人、感染者101万5071人)、英国(死者5万3274人、感染者143万341人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの130人。次いでペルー(107人)、スペイン(90人)、アルゼンチン(80人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万6381人、回復者数は8万1433人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が42万8767人(感染1222万7735人)、欧州が35万4124人(感染1544万652人)、米国・カナダが26万1701人(感染1183万8887人)、アジアが18万4739人(感染1165万2379人)、中東が7万1635人(感染302万8240人)、アフリカが4万8368人(感染201万6461人)、オセアニアが941人(感染3万88人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP