【11月23日 CGTN Japanese】中国の国内消費は11月に入り、ネット通販イベント「ダブル11」を中心に増え続けています。ビッグデータによると、新型コロナウイルス感染症が健康分野の消費を促し、関連商品の人気は大都市から中・小都市へ、また東部から西部へと広がりつつあります。消費者の若年化も見られ、若者の間では特に、新しい技術やアイデアを生かした健康グッズが好まれています。

 中国の大手通販サイト「天猫(Tmall)」の医薬品販売では、健康診断セットや貼るタイプの医薬品、ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン、インスタント式の「ツバメの巣」、コンドームが、若者に人気の健康グッズのトップ5となりました。通販大手「京東(JD.com)」では、医療サービス関連の売り上げが急上昇し、ワクチン関連サービスは20倍増、口腔(こうくう)保健関連サービスは12倍増となっています。通販大手「蘇寧(Suning)」では、紫外線殺菌ランプや血糖値測定器、血圧計、小型マッサージ器などが売れています。

 また小都市における健康関連消費の増加ペースは、大都市を顕著に上回っているとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News