【11月29日 AFP】英イングランド北部にあるヨーク大聖堂(York Minster)で、100年に一度のパイプオルガンの改修が大詰めを迎えている。

 改修は2018年10月に開始。5000本のパイプのほぼすべてが取り外され、英国のオルガンメーカー、ハリソン・アンド・ハリソン(Harrison and Harrison)の工房で清掃、修理、部品交換が行われた。これほどの規模の改修は、1903年以来だという。

 現在、大聖堂内の足場はすでに撤去され、15世紀につくられた「キングス・スクリーン(Kings' Screen)」と呼ばれるプルピトゥム(石造りの仕切り)の清掃が行われている。(c)AFP