【11月18日 AFP】イラクとサウジアラビアは18日、砂漠地帯に位置するアラル(Arar)国境検問所を30年ぶりに再開すると、イラク政府の国境管理当局が発表した。

 1990年、イラクのサダム・フセイン(Saddam Hussein)元大統領によるクウェート侵攻で、サウジはイラクとの外交関係を断ち、アラル国境検問所も閉鎖されていた。

 同検問所の再開は両国間の貿易関係強化の象徴として長く待ち望まれていたもので、30年ぶりに人とモノの移動が行われることになる。(c)AFP