【11月18日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)は17日、2020-21シーズンのポストシーズンの概要を発表し、第7シードと第8シードに関しては、昨季と同様のミニトーナメントを開催して決定する方式を明らかにした。

 NBAの新シーズンは12月22日に開幕し、選手を東京五輪へ派遣できるようにするため、レギュラーシーズンを通常の82試合から72試合に減らしてプレーオフを来年7月中に完了することがすでに決まっているが、この日はイースタンとウエスタンの両カンファレンスから各8チームが出場するプレーオフについて、選出方式に関する大きな変更が発表された。

 これまで、プレーオフへはレギュラーシーズンの成績上位8チームが進出していたが、来季は新型コロナウイルスの感染拡大による4か月の中断を経て、フロリダ州オーランド(Orlando)の隔離環境「バブル」で再開した昨シーズンと似た形で、7位から10位のチームでミニトーナメントを行い、7番目と8番目のプレーオフ出場チームを決定する。

 新方式では、レギュラーシーズン勝率7位のチームがホームで同じカンファレンスの8位チームと対戦し、勝った方が第7シードの座を獲得。敗れた方は9位対10位の勝者と対戦し、その試合の勝者が最後の第8シードとなる。

 シーズンの全日程は段階的に明らかになる予定で、前半戦に関してはシーズン前のキャンプ中に発表される。(c)AFP