【11月18日 AFP】南米ペルーで17日、フランシスコ・サガスティ(Francisco Sagasti)国会議長(76)が暫定大統領に就任した。ペルーでは、この1週間で3人目の大統領が就任する事態となっている。サガスティ氏は政治危機からの安定回復を目指す。

 サガスティ氏は中道・野党「紫の党(Morado)」に所属。任期は先週罷免されたマルティン・ビスカラ(Martin Vizcarra)元大統領が残した来年7月までとなる。

 同国では、人気の高かったビスカラ元大統領が今月9日に罷免され、国会議長だったマヌエル・メリノ(Manuel Merino)氏が10日、新大統領に就任。しかし、メリノ氏就任に対する大規模な抗議デモが連日続き、15日にメリノ氏は辞任を発表した。デモでは2人が死亡した。(c)AFP