【11月18日 Xinhua News】中国上海市で16日、第1回上海国際オンライン文学ウイークが開幕し、「2020年オンライン文学海外進出発展白書」(以下、「白書」)が発表された。

 白書によると、2019年時点で海外に送り出されたオンライン文学作品は1万作品を超え、40以上の「一帯一路(Belt and Road)」沿線国・地域に及ぶ。海外進出の方法は翻訳出版が72%と圧倒的多数を占めた。

 中国電子書籍大手の閲文集団(チャイナ・リテラチャー)が運営する海外版ポータルサイト「起点国際(Webnovel)」を対象としたサンプル調査によると、同サイトでは、世界各地の翻訳者の継続的な協力を受けて公開される中国オンライン文学作品の英語翻訳版の数が増え続けており、すでに1700作品を超えている。

 閲文集団は日本や韓国、タイ、ベトナムなど東南アジア諸国に加え、米国、英国、フランス、トルコなど欧米各国でも紙の本や電子書籍の出版を許諾するライセンス契約を結んでおり、対象作品は700作品以上に上る。

 業界初となる海外作品の作者と利用者層に対する詳しい分析結果も発表された。作者を地域別でみると、東南アジアと北米が最も多く、男女別では女性が男性をやや上回った。また、25歳以下の若者が中心を占めた。海外のオリジナル作品をカテゴリー別でみると、ファンタジー、ロマンス、 マジックリアリズムが上位3位となった。中国作品の海外進出方法は翻訳版が72%、原作版が15・5%、リメーク版が5・6%、その他が6・9%だった。(c)Xinhua News/AFPBB News