【11月18日 AFP】男子テニス、ATPファイナルズ(ATP Finals 2020)は17日、3日目が行われ、連覇を狙う大会第6シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)は6-1、4-6、7-6(8-6)で第7シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev、ロシア)に勝利した。

 ドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)との初戦に敗れていたチチパスはこの日、最終セットのタイブレークでマッチポイントをしのいで今大会初白星を挙げ、開幕2連敗となったルブレフを敗退に追い込んだ。

 この結果、先に行われた試合でラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)を7-6(9-7)、7-6(7-4)で破ったティエムの準決勝進出一番乗りが確定。「グループロンドン2020」では、他にナダルとチチパスによるグループ最終戦の勝者が4強に進むことになる。

 チチパスは試合後、「コート上での頑張りや奮闘が最後に報われほっとしている。相手にマッチポイントを握られたときも、諦めない強い気持ちを見せられた」と振り返り、「ラファに対して積極的なプレーをしていきたい。守備的になってはいけない。力強いスタートを切って、さらに力強く戦い終えないといけない」と語った。(c)AFP/Steven GRIFFITHS