【11月18日 Xinhua News】中国江蘇省(Jiangsu)昆山市(Kunshan)で16日、スターバックス(Starbucks)中国コーヒーイノベーション産業パークの建設が始まった。中国に世界トップレベルのコーヒー産業チェーンを構築することを目標としている。

 同産業パークは同市昆山経済技術開発区に位置し、総敷地面積120ムー(約8万平方メートル)。焙煎(ばいせん)に新技術を導入し、二酸化炭素排出量を従来より30%以上削減。また、立体構造の生豆貯蔵庫を使用することで、従来の4倍の貯蔵スペースを節約できるという。

 同開発区は現在、同市の食品メーカー、昆山億政食品をはじめ、日本の三井コーヒー流通センター、フランスの穀物メジャー、ルイ・ドレフュスの貿易貯蔵流通センターなど、多数のコーヒーの生産・貿易企業を誘致しており、研究開発、流通、焙煎から展示販売までの完全なコーヒー産業チェーンの構築を加速させている。(c)Xinhua News/AFPBB News