【11月18日 Xinhua News】中国国家郵政局はこのほど発表した10月の郵便・宅配業界の運営状況で、1~10月の業界全体の売上高(郵政貯蓄銀行の経常収益を除く)が前年同期比14・2%増の8796億2千万元(1元=約16円)だったと明らかにした。取扱量を金額換算した業務総量は28・4%増の1兆6336億4千万元。10月単月では、売上高が前年同月比19・2%増の979億3千万元、業務総量は38・8%増の2044億7千万元となった。

 全国の宅配企業の1~10月の荷物取扱量は29・6%増の643億8千万件、売上高は16・5%増の6909億8千万元だった。10月単月では、取扱量が43・0%増の82億3千万件、売上高は23・3%増の811億元となった。

 1~10月の宅配サービスの地域別取扱量をみると、東部地区が占める割合は79・6%と前年同期から0・2ポイント低下した。中部地区は0・4ポイント増の13・1%、西部地区は0・2ポイント減の7・3%だった。売上高では東部が0・6ポイント減の79・7%、中部が0・5ポイント増の11・7%、西部が0・1ポイント増の8・6%となった。

 宅配・小包サービス上位8社への累積集中度(CR8)は82・7で、1~9月より0・2ポイント低下した。(c)Xinhua News/AFPBB News