クラブW杯、来年2月に開催延期 新型コロナ影響
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【11月18日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)は17日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)を理由に、今年12月にカタールで開催予定だった20クラブW杯(2020 FIFA Club World Cup)を来年2月に延期すると発表した。
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W杯カタール大会(2022 World Cup)に向けた重要なテストにもなる同大会は、各大陸連盟のクラブ選手権を勝ち上がった6チームに、開催国王者を加えた7クラブが一堂に会する、年に1度の大会となっている。
FIFAは発表文の中で「20クラブW杯は、2021年の2月1日から11日までカタールで開催される」と記した。「FIFAと開催国は、全関係者の健康と安全のための保護手段を提供する」
イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)がカンピオナート・ブラジレイロ(ブラジル全国選手権)1部のフラメンゴ(Flamengo)を決勝で下した前年大会もカタールで行われており、同国での開催は2大会連続となる。
現時点で出場が決まっているのはドイツ・ブンデスリーガ1部の欧州王者バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)と開催国王者のアル・ドゥハイルSC(Al Duhail SC)のみとなっており、新型ウイルスの影響で他の大陸連盟の大会では遅れが生じている。
クラブW杯に関しては、欧州から8クラブが参加するなど出場チーム数が24に拡大される新大会が2021年から中国で開催されるはずだったが、欧州選手権(UEFA Euro 2020)とコパ・アメリカ(2020 Copa America)が来年の6月と7月に延期されたことを受け、さらに先送りとなっている。(c)AFP