【11月18日 AFP】米大統領選で勝利を確実にしたジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領は17日、次期政権の要職に選対幹部9人を起用する方針を明らかにした。

 バイデン氏は、「米国は大きな課題に直面している」とした上で、多様な観点からこうした課題に取り組み、米国をより強く結束された国にすると述べた。

 大統領次席補佐官には、選対本部長だったジェン・オマリーディロン(Jen O'Malley Dillon)氏(44)を起用する。オマリーディロン氏は7回の大統領選を戦ってきたベテランで、バラク・オバマ(Barack Obama)前大統領が再選を果たした2012年大統領選では、選対副部長を務めた。

 大統領上級顧問には、選対の共同議長を務めたセドリック・リッチモンド(Cedric Richmond)下院議員(47)を指名。アフリカ系米国人のリッチモンド氏は来年1月20日、バイデン氏の大統領就任に合わせて下院議員を辞任し、上級顧問に就任する。(c)AFP