【11月17日 AFP】ウルグアイサッカー協会(AUF)は16日、同国代表FWのルイス・スアレス(Luis Suarez)が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示し、2022年W杯カタール大会(2022 World Cup)南米予選のブラジル戦を欠場することになったと発表した。

 この結果、スペイン1部リーグのアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に所属するスアレスは、退団後では初となる古巣FCバルセロナ(FC Barcelona)との試合にも出場することができない見通しとなった。

 協会は発表文の中で、「代表チームの全員を対象とした検査が行われ、ルイス・スアレスとロドリゴ・ムニョス(Rodrigo Munoz)の両選手と、スタッフのマティアス・ファラル(Matias Faral)が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の陽性反応を示した」と記した。3人とも「元気」だとしている。

 アウェーで3-0で勝利したコロンビア戦後、ウルグアイでは14日にDFマティアス・ビニャ(Matias Vina)も陽性であることが確認されていた。

 2001年を最後にブラジルに勝利できていないウルグアイは17日、けがでネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)を欠く同チームをモンテビデオに迎える。

 3連勝スタートのブラジルは南米予選で首位に立っており、勝ち点7のアルゼンチンは2位に、6ポイントのエクアドルとウルグアイがそれぞれが3位と4位につけている。(c)AFP