【11月16日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間16日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は131万9561人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも5449万3680人の感染が確認され、少なくとも3483万9400人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 15日には世界全体で新たに6225人の死亡と49万8768人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはイタリアの546人。次いで米国(540人)、イラン(486人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに24万6224人が死亡、1103万8312人が感染し、少なくとも418万5463人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は16万5798人、感染者数は586万3093人。以降はインド(死者13万70人、感染者884万5127人)、メキシコ(死者9万8542人、感染者100万6522人)、英国(死者5万1934人、感染者136万9318人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの124人。次いでペルー(107人)、スペイン(87人)、アルゼンチン(78人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万6346人、回復者数は8万1319人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が42万4105人(感染1206万3212人)、欧州が33万7845人(感染1465万9092人)、米国・カナダが25万7159人(感染1133万2711人)、アジアが18万2484人(感染1149万1699人)、中東が6万9667人(感染293万8977人)、アフリカが4万7360人(感染197万7963人)、オセアニアが941人(感染3万27人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP