【11月16日 CGTN Japanese】第1回遼寧国際投資貿易商談会のテーマ活動の一環として、遼寧・日本経済貿易協力懇談会が13日、遼寧省(Liaoning)瀋陽市(Shenyang)で開催されました。

 懇談会に参加した三菱商事(中国)有限公司の中塚潤一郎社長は、「懇談会を通じて、遼寧省政府が中国における日本企業の発展状況を重視していることを実感した。遼寧省、さらには中国東北地区との協力を強化していきたい。中国における事業の発展には自信を持っている」と述べました。

 日本は遼寧省にとって最大の貿易パートナーであり、遼寧省に投資している各国の中で日本の投資額が1位となっています。2019年末の時点で、遼寧省に設置された日系企業は7770社に上り、投資額は累計で242億4000万ドルに達しています。また、2019年、遼寧省の日本との貿易総額は982億元(約1兆5000億円)に達しました。今年1月から9月まで、日本の遼寧省に対する投資は14.6%増加しており、パナソニック、東芝、キヤノン、オリックスなど日本の多くの著名企業が遼寧省に投資しているということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News