【11月16日 CGTN Japanese】中日韓や東南アジア諸国連合(ASEAN)などが参加する東アジア地域包括的経済連携(RCEP)は15日、15カ国で正式に署名されました。調印はテレビ会議形式で行われ、15カ国の首脳が参加しました。この中で、李克強(Li Keqiang)総理は「今回の協定締結は東アジア地域協力の画期的な成果であるだけでなく、多国間主義と自由貿易の勝利でもある。地域の発展と繁栄を促進するための新たな原動力を注ぎ、世界経済の回復に新たな貢献を果たすだろう」と述べました。

 また、李総理は「当面の国際情勢にもかかわらず、RCEPが8年間の交渉を経てついに署名されたことは、人々に光と希望をもたらし、多国間主義と自由貿易が正しい道であることを示した。また、世界経済と人類が前進するための正しい方向性を示している」と期待感を表しました。

 2018年までの統計では、RCEP加盟15カ国は、世界人口の30%を占める約23億人に達しており、GDPの合計は25兆ドルを超え、該当地域は世界最大の自由貿易地域になるとされています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News