【11月16日 AFP】1789年のフランス革命前の最後の王妃マリー・アントワネット(Marie Antoinette)が所有していたシルクとヤギ皮製の白い靴が15日、競売に掛けられ、4万3750ユーロ(約540万円)で落札された。競売会社が明らかにした。

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 落札されたのは22.5センチのヒール付き靴で、リボンの飾りが4つ付いている。競売を実施したオズナ(Osenat)によると、シルクにわずかな劣化が見られる以外は良好な状態だという。

 同社によると、靴には世界各国のコレクターが強い関心を示し、価格は予想落札価格の8000〜1万ユーロ(約100万〜120万円)をすぐに突破。靴は匿名の参加者により落札された。(c)AFP