【11月15日 Xinhua News】中国国家衛生健康委員会は15日、31省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団から受けた報告として、新型コロナウイルスの感染者が14日、新たに13人確認されたと発表した。内訳は広東省3人、雲南省3人、天津市2人、陝西省2人、上海市1人、河南省1人、湖北省1人で、すべて「輸入症例」だった。新たな死者は確認されず、感染の疑いがある患者は1人(上海市での輸入症例)増えた。

 14日の新たな退院者は16人で、経過観察が解除された濃厚接触者は997人だった。重症者は前日より1人増えた。

 輸入症例の患者は現在356人で、うち重症者は4人。感染の疑いがある患者は2人だった。累計感染者数は3693人で、うち3337人が既に退院している。輸入症例での死者は確認されていない。

 15日午前0時時点の中国本土の感染者数は385人で、うち重症者は4人。感染者の累計は8万6338人で、退院者は8万1319人、死者は4634人となった。感染の疑いがある患者は2人で、特定された濃厚接触者は累計87万3191人、経過観察を受けている濃厚接触者は1万5032人だった。

 14日に新たに確認された無症状の感染者は6人(全て輸入症例)だった。同日に確定診断された無症状感染者は4人(全て輸入症例)で、37人(輸入症例13人)が経過観察を解除された。現時点で経過観察を受けている無症状感染者は613人(輸入症例423人)となっている。

 香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計6090人で、うち香港特別行政区が5444人(退院5187人、死亡108人)、マカオ特別行政区が46人(全て退院)、台湾地区が600人(退院535人、死亡7人)だった。(c)Xinhua News/AFPBB News