【11月15日 AFP】ラグビーの8か国対抗戦オータム・ネーションズカップ(Autumn Nations Cup 2020)は14日、第1節の試合が行われ、イングランドは40-0でジョージアに快勝。ジェイミー・ジョージ(Jamie George)は同国代表のフッカーとして初めてテストマッチで3トライを挙げた選手になった。

 シックスネーションズ(Six Nations Rugby 2020)王者のイングランドは、前半だけで4トライを挙げて26-0と大差をつけ、後半にも2トライを加えて好発進を果たした。

 まずは代表デビュー戦のジャック・ウィリス(Jack Willis)が先制トライを挙げると、ジョージの2トライとFBエリオット・デイリー(Elliot Daly)のトライで加点。後半にはジョージがハットトリックを達成した後、交代出場のSHダン・ロブソン(Dan Robson)にもトライが生まれた。主将のオーウェン・ファレル(Owen Farrell)はコンバージョンキック5本を成功させた。

 ジョージはアマゾン・プライム(Amazon Prime)に対して「チームとして最高のパフォーマンスだった」「相手の前線の能力や、セットプレーとフィジカルに対する自信は分かっていた」とコメントした。

 この日はオーストラリアで開催中のザ・ラグビーチャンピオンシップ(The Rugby Championship 2020)で、アルゼンチンがニュージーランドから金星を挙げたが、イングランドはトゥイッケナム(Twickenham)初登場のジョージアを相手に先制するまで15分を要したものの、この結果は必然だった。

 エディー・ジョーンズ(Eddie Jones)HCは英BBCに対し、「スクラムでわれわれを上回ることはできないと証明したかった」と話しつつ、「もう少しうまくやれたはずだ。もしかしたらあと20点は取れたかもしれない」と続けた。(c)AFP