【11月16日 Xinhua News】中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント、Tencent)が12日発表した2020年第3四半期(7~9月)決算は、売上高が前年同期比29・0%増の1254億4700万元(1元=約16円)、非国際財務報告基準(Non-IFRS)ベースの純利益は32・0%増の323億300万元。そのうち、フィンテック・企業向けサービスによる売上高は24・0%増の332億5500万元と、総売上高の26・5%を占めた。

 対話アプリ「微信」とその海外版である「Wechat(ウィーチャット)」を合わせた月間アクティブユーザー(MAU)は12億人を上回った。ビデオ会議ツール「騰訊会議(テンセントミーティング)」はサービス開始から245日でユーザーが1億人を突破し、同類サービスで最も速く1億人超えを果たした。また、ビジネスチャットツール「企業微信(WeChat Work)」の日間アクティブアカウントは前年同期の2倍以上となった。(c)Xinhua News/AFPBB News