【11月14日 AFP】2022年サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)の南米予選は13日、各地で第3節の試合が行われ、ブラジルはロベルト・フィルミーノ(Roberto Firmino)が貴重な得点を挙げ、ベネズエラに1-0で辛勝した。

 負傷しているネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)の中盤での創造性を欠いたブラジルは、フィルミーノやガブリエウ・ジェズス(Gabriel Jesus)、リシャルリソン(Richarlison)が攻撃陣をけん引したものの、前半はベネズエラの厚い守備陣を突破できなかった。

 それでも66分、エベルトン・リベイロ(Everton Ribeiro)のクロスをダルウィン・マチス(Darwin Machis)がクリアしたこぼれ球をフィルミーノが押し込み、ブラジルは均衡を破った。

 フィルミーノの代表47試合目での通算16点目のゴールでセレソン(Selecao、ブラジル代表の愛称)は予選の全勝記録を維持。ボリビア戦(5-0)、ペルー戦(4-2)に続く白星を飾ったブラジルは、アルゼンチンを抑えて南米予選首位に立っている。

 先月の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)で負傷したパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)に所属するネイマールは、敵地モンテビデオで行われる17日のウルグアイ戦も欠場する見込みとなっている。(c)AFP