【11月14日 AFP】米大リーグ(MLB)のマイアミ・マーリンズ(Miami Marlins)は13日、長年リーグで役員を務めてきたキム・アング(Kim Ng)氏を球団のゼネラルマネジャー(GM)に指名した。女性がGMに起用されるのは、北米メジャースポーツでは史上初めてとなる。

 51歳のアング氏は、ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)とニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)などでGM補佐を務めた後、2011年にMLB機構の運営事務局で副社長に就任していた。

 アング氏はコメント文で、「インターンとしてMLBに入って決意と共に数十年を過ごした後、次期GMとしてマイアミ・マーリンズを率いることを光栄に思う」「この挑戦を軽々しく受け止めていない。この業界に入ったときは女性がMLBのチームを率いることはあり得ないと思われていたが、自分の目標を粘り強く追い続けてきた」と述べた。

「目標はマイアミに優勝をもたらすこと。謙虚さと熱心さの両方を心掛け、これからもファンの期待に応えて彼らにふさわしい勝利を積み上げていく」

 アング氏のGM就任は、女性としてはMLBだけでなく米メジャースポーツでは初めての出来事となる。

 マーリンズの最高経営責任者(CEO)を務めるデレク・ジーター(Derek Jeter)氏は、この動きがチームに「豊富な知識と優勝争いができるレベル」をもたらすと期待を寄せ、「彼女の球団運営陣に対する統率力は、持続的な成功に向けて重要な役割を果たすだろう」と語った。(c)AFP